佐渡島は、多様性に富んだ特徴的な生物相を有し、自然と人々の生活が密接に関わる「森・里・海」が集約された研究フィールドです。2019年4月に設立された佐渡自然共生科学センターは、この佐渡特有の資源である「森・里・海」を活用し、総合的に生態系を理解し保全することを目指して、新しい自然共生科学を展開します。
佐渡自然共生科学センターは、「森林領域/演習林」、「里山領域/朱鷺・自然再生学研究施設」、「海洋領域/臨海実験所」の3つの領域/施設、コミュニティデザイン室からなり、これらが連携共同し、自然共生科学についての研究を展開するとともに、生物多様性に関する高度な知識を持つ幅広い人材を育成していきます。また、地域の課題解決のための取り組みをサポートします。